デル・テクノロジーズ日本法人は2020年8月21日、企業向けChromebookの新製品「Latitude 7410 Chrome Enterprise」を発表し、同日から販売を開始した。プレミアム仕様のChromebookであり、ディスプレーに4Kパネルを、プロセッサーには第10世代Core i7プロセッサーをそれぞれ選択できるようにした点が特徴である。
第10世代Coreや4Kパネルを選択できるプレミアム仕様
オンラインで開いた発表会では、米Dell Technologies(デル・テクノロジーズ)でChromebook Enterprise製品の責任者を努めるロッド・バーノン氏が録画済みの動画で登壇した。
日本で展開するChromebook製品として新たに「Latitude 7410」を発表した。これまでは教育機関向けの「Chromebook 3100/2-in-1」と法人向けの「Latitude 5300 2-in-1/5400」をラインアップしていた。
Latitude 7410のフォームファクターは2種類で、重さ1.39キログラムからのクラムシェル型と、1.63キログラムからの2-in-1型である。基本性能はWindows OS搭載モデルを受け継いでおり、インテル製第10世代Coreプロセッサーや最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6」、急速充電「ExpressCharge」に対応する。
クラムシェル型では、画面にブルーライト低減技術を搭載した4Kパネルを選択できる。デルによればChromebookとして世界初という。4Kのメリットとして、スプレッドシートや写真編集などにおける生産性向上を挙げた。