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 東芝デバイス&ストレージは、開閉サージや雷サージ、静電気放電(ESD)から半導体デバイスを保護する用途に向けたツェナーダイオードを24製品発売した(ニュースリリース)。同社によると、「電源ラインなどでは、回路のオン/オフ時に数msに達する長いパルス幅で数十V〜数千Vの開閉サージが発生する場合がある。その一方で、数百ns以下のESDやμsオーダーの雷サージが飛び込んでくる可能性もある。新製品を使えば、こうした幅広いパルス幅のサージから後段の半導体デバイスを保護できる」という。民生機器や産業機器などに向ける。

発売したツェナーダイオードの使用方法
発売したツェナーダイオードの使用方法
電源ラインとグランドラインの間に挿入する。東芝デバイス&ストレージの資料
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 ツェナー電圧やパッケージの違いで24製品を用意した。ツェナー電圧(VZ、標準値)は、+5.6Vと、+6.2V、+6.8V、+12V、+16V、+24Vの6種類。パッケージは、外形寸法が1.6mm×0.8mm×0.6mmのSOD-523と、2.5mm×1.25mm×0.9mmのSOD-323、2.0mm×2.1mm×0.9mmのSOT-323、2.9mm×2.5×1.1mmのSOT-346の4種類である。これらの組み合わせで24製品になる。ピークパルス電流はツェナー電圧によって異なり、4.5〜12Aの範囲である。

 クランプ電圧とダイナミック抵抗の両方が低いことが特徴の1つである。「このためサージを吸収しやすい」(同社)という。クランプ電圧(VC)はツェナー電圧によって異なり、+9〜36.5V(標準値)の範囲である。ダイナミック抵抗(RDYN)もツェナー電圧によって異なり、0.16〜0.6Ω(標準値)の範囲だ。ESD耐圧は、接触放電モデルと気中放電モデルのどちらも±30kVを確保した。価格は明らかにしていない。