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 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン)は2020年8月20日、ドイツ・ザクセン州のツヴィッカウ工場で電気自動車(EV)のコンパクトSUV「ID.4」の生産を開始したと発表した。ID.4の詳細は9月末に発表する予定。「ID.3」に続き、電動車用プラットフォーム「MEB」を採用した。

生産ラインを視察するラルフ・ブラントシュテッター最高執行責任者
生産ラインを視察するラルフ・ブラントシュテッター最高執行責任者
(写真:Volkswagen)
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 同社は電動モビリティーで世界一を目指し、2024年までに約330億ユーロを投資する計画。その内110億ユーロをVolkswagenブランドに割り当てるという。同ブランドは2025年までに150万台のEVを生産する予定だ。

 同社はツヴィッカウ工場をEV専用工場にするため12億ユーロを投資した。エンジン車の生産ラインを電動モビリティー向けに変換する作業は予定通り年内に完了し、2021年には完全なEV専用工場としてMEBベースのEVを年間30万台生産する。フル生産になると欧州で最大のEV工場になるという。

(写真:Volkswagen)
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 ID.4は将来的に中国、米国でも生産、販売する予定。中国の安亭工場では、すでにID.4のプリプロダクションを始めている。米国テネシー州のチャタヌーガ工場では2022年から生産を開始する予定。