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 ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社であるMONET Technologies(モネテクノロジーズ)は2020年8月27日、次世代の移動サービスであるMaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)向けに多用途で使える「マルチタスク車両」を発表した。同日から企業や自治体を対象に受注を始めた。2021年1月中旬の納車開始を予定し、2021年3月までに100台の受注を目指す。

MONET Technologiesの「マルチタスク車両」の外観。ベース車両は「ハイエース グランドキャビン」
MONET Technologiesの「マルチタスク車両」の外観。ベース車両は「ハイエース グランドキャビン」
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 マルチタスク車両はトヨタの「ハイエース グランドキャビン」をベースに、国の保安基準を満たす形で改造を施した。車室の床に12センチメートル間隔で13本のレールがある。このレールにシートやテーブルなどのインテリアを固定して使う。インテリアは工具なしで数分から十数分程度で交換でき、レイアウトを柔軟に変更できる。

マルチタスク車両の車室。床に内装固定用のレールがある
マルチタスク車両の車室。床に内装固定用のレールがある
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面談スペース用にレイアウトを転換したところ
面談スペース用にレイアウトを転換したところ
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 例えば自治体が導入する場合、朝夕は通常のシートを置いて高齢者の移動支援車両として使い、日中はテーブルやカウンターなどを配置して移動行政窓口として使える。1日中活用することで運用効率を高められる。価格はベース車両込みで820万円(税別)から。改造のみの場合は420万円(同)から。