米Vuzixは、映像表示素子にマイクロLEDを使ったARグラス(スマートグラス)を2021年に発売する。小型でレンズ部がメガネのように薄く、広い視野角(FOV)を実現するという。ARグラスメーカーとしては老舗といえるVuzixにとって、約20年取り組んできたウエアラブル機器向け技術の「集大成」(同社President and CEOのPaul Travers氏)と位置付ける。

 入手しやすい価格帯の一般消費者向けのものや、移動通信機能を備えたエンタープライズ向けのものを用意する。Vuzixの創業は1997年で、AR向けヘッドマウントディスプレー(HMD)の開発販売を手掛けており光学技術に強い。

新製品のイメージ
新製品のイメージ
出所:Vuzix
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新製品の利用イメージ
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出所:Vuzix
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 詳細な仕様を明かしていないが、新製品は3次元表示にも対応し、没入型のステレオスピーカーを備える。マイクはノイズキャンセリング機能に対応。本体の両テンプル部にそれぞれ2次電池を搭載する。無線LANとBluetoothの近距離無線に加えて、LTEを搭載するモデルも用意する。OSはAndroid。

マイクロLEDを搭載
マイクロLEDを搭載
出所:Vuzix
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 緑色単色とRGB3色の表示に対応した機種を開発中とする。例えば緑色単色品の場合、マイクロLEDの画素サイズは約1μmという。

緑色単色とRGB表示に対応した機種を開発中
緑色単色とRGB表示に対応した機種を開発中
出所:Vuzix
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緑色単色で表示したイメージ
緑色単色で表示したイメージ
出所:Vuzix
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