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 フィンランドNokia(ノキア)は2020年8月28日、英Omdiaの協力を得てまとめたリポート「Why 5G in Latin America」を発行した(Nokiaのプレスリリース)。この地域の生産性や経済成長は、デジタル改革によって改善できるとし、5G導入とブロードバンド通信強化により、2035年までには、3兆3000億米ドルの経済効果と9兆米ドルの生産性向上が実現可能になるとしている。

2035年までの5Gの経済効果は約3兆3000億米ドル
2035年までの5Gの経済効果は約3兆3000億米ドル
出所:Nokia
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 リポートでは、この地域の過去10年のマクロ経済実績を考察し、この地域の課題として、ブロードバンド普及率格差がなくならないこと、利用可能な移動通信サービスに占める4Gの割合がようやく50%に到達するところであることなどを挙げている。

2019年12月時点でのラテンアメリカ諸国におけるデジタル格差
2019年12月時点でのラテンアメリカ諸国におけるデジタル格差
出所:Nokia
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 その上で、各国の政策担当者が4G周波数の割り当てを完了し、明確な周波数政策のロードマップ、民間企業の5Gへの投資を容易にするインフラ政策の推進を行っている状況も紹介。5Gが今後、この地域にとって必要不可欠なものになるとして、導入に向けた準備を行うサービスプロバイダーへの提言も行っている。

 5Gによる経済効果としては、上述の3兆3000億米ドルのうち1兆2160億米ドルがブラジルにもたらされる。同国では、生産性も3兆840億米ドル向上するほか、情報通信技術産業についても2410億米ドルの経済効果が期待できるとしている。

2035年までのラテンアメリカ諸国の5Gによる経済効果
2035年までのラテンアメリカ諸国の5Gによる経済効果
出所:Nokia
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2035年までのブラジルへの5Gによる経済効果
2035年までのブラジルへの5Gによる経済効果
出所:Nokia
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 このリポート「Why 5G in Latin America」はNokiaのダウンロードページから閲覧可能となっている。

出所:Nokia
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