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 ソフトバンクと東急不動産は2020年9月9日、ソフトバンクが2020年度中に本社を移転する計画のビル「東京ポートシティ竹芝」(東京・港区)に関する説明会を報道機関向けに開いた。新ビルは東急不動産と鹿島建設が共同開発し、2020年9月14日に開業する。延べ床面積は約20万平方メートルで、このうちオフィス関連部分は約18万平方メートルだ。オフィスフロアは米ウィーワーク(WeWork)が設計した。

ソフトバンクの宮内謙社長執行役員兼CEO(最高経営責任者)
ソフトバンクの宮内謙社長執行役員兼CEO(最高経営責任者)
(撮影:日経クロステック)
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 「ビルからの景観が素晴らしくアクセスも良い。最先端のテクノロジーを使って東急不動産と共にスマートビルを構築した」とソフトバンクの宮内謙社長執行役員兼CEO(最高経営責任者)は新オフィスビルを評価する。竹芝エリアには竹芝ふ頭があり「海の玄関口」として発展してきたほか、羽田空港につながる浜松町も近い。さらに新ビルではAI(人工知能)カメラで人の動きを解析し、混雑回避や不審者検出に役立てるなど、快適さやセキュリティーも高めた。

 「社内外の人たちが集いコラボできる場所としての本社オフィスだ。グローバルに見ても中心拠点として重要な意味がある」とソフトバンクの宮内社長執行役員兼CEOは話す。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが普及した影響で、本部機能を地方に移転したりオフィスを持たない決断を下したりした企業もある。宮内社長執行役員兼CEOはリモートで働ける環境を整備したうえで、本社という物理的な拠点を他社からもアクセスの良い場所に持つことは重要との考えだ。

 「新型コロナで働き方は大きく変わった。スマートビルへの移転は非常に良いタイミングだ」(ソフトバンクの宮内社長執行役員兼CEO)。新ビルでは3Dセンサーやドア開閉センサー、AIカメラを使い、エレベーターホールや共有スペースなどの混雑状況を可視化/配信する「密」回避技術も使う。9月中旬から順次ソフトバンクの社員が新オフィスに「引っ越し」を始める計画だ。