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 旭化成エレクトロニクスは、消費電流が10nA(標準値)と極めて低い電圧検出IC「AP4405AENシリーズ」を発売した(ニュースリリース)。電圧監視回路と制御ロジック回路、pチャネル型MOSFET、nチャネル型MOSFETなどを1チップに集積した。2種類の使い方が可能だ。1つは、電圧検出の結果を出力することだ。出力信号の極性は正と負のどちらかを選択できる。もう1つは、負荷スイッチである。電圧検出結果に応じてpチャネル型MOSFETとnチャネル型MOSFETをオン/オフ制御することで実現する。Liイオンキャパシターや電気2重層コンデンサー、Liイオン2次電池などの監視や保護のほか、エナジーハーベスティング機器の電源制御や、ウエアラブル機器の負荷スイッチなどに向ける。

消費電流が10nAと極めて低い電圧検出ICの内部ブロック図
消費電流が10nAと極めて低い電圧検出ICの内部ブロック図
旭化成エレクトロニクスの資料
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 高レベルと低レベルの検出電圧が異なる6製品を用意した。高レベルの検出電圧の範囲は+1.8〜4.4V。低レベルの検出電圧の範囲は+1.7〜4.3Vである。検出電圧の設定誤差は、+3.0Vより高い場合に±35mV、+3.0V以下の場合に±20mV。応答時間は0.5ms(標準値)。集積したpチャネル型MOSFETのオン抵抗は1.3Ω(標準値)、nチャネル型MOSFETのオン抵抗は2.3Ω(標準値)である。電源電圧は+1.2~5.5V。パッケージは、実装面積が3.0mm×3.0mmの16端子HWQFN。動作温度範囲は−40~+85℃。価格は明らかにしていない。