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 バンダイナムコエンターテインメント(東京・港)は2020年9月10日、米グーグル(Google)が提供する地図・位置情報サービス「Google Maps Platform」を利用したスマーフォン向けゲームを開発中と発表した。ゲーム名称は「PACMAN-GEO(パックマン ジオ)」である。2020年に配信予定だ。

 「パックマン」とは1980年代に一世を風靡(ふうび)したアーケードゲームだ。迷路のゲームマップ内に配置しているエサをすべて食べつくすことを目的としたゲームである(図1)。迷路内にはモンスターが存在しており、接触を避ける必要がある。パックマン ジオは、世界中の実在の街を迷路に見立ててゲームマップにする。

図1 開発中の「PACMAN-GEO(パックマン ジオ)」のゲーム画面
図1 開発中の「PACMAN-GEO(パックマン ジオ)」のゲーム画面
実在の街を迷路に見立て、ゲームマップにしており海外の街中などをパックマンで遊べる。(出所;バンダイナムコエンターテインメント)
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 地図・位置情報を利用したゲームとしては、同じスマホ向けゲームの「Pokémon GO(ポケモンGO)」が有名だ。ポケモンGOのユーザーはポケモンや各種アイテムを探すため、実際の街中をスマホの画面を見ながら街を移動する。一方、パックマン ジオは実在の街の地図情報のみを活用する。ユーザーに実際の移動を求めず、ニューヨークやパリ、東京といった街の地図情報を、迷路として楽しめるようにした。

 グーグルは2019年、ゲーム開発者向けカンファレンスのGDC(ゲーム・ディベロッパーズ・カンファレンス)でパックマン ジオを展示している。グーグルとともに、バンダイナムコグループもパックマンに関わるデータ提供・開発を担ったという。

 デジタルコンテンツ配信サービス「Google Play」や「App Store」で2020年9月10日から事前登録を開始している。2020年に世界約170か国で配信する計画だ。

■変更履歴
記事掲載当初、グーグルのパックマン ジオの公開年を「2018年」と記述していましたが、正しくは「2019年」でした。また2019年当時の開発体制の記述に誤りがありました。おわびして訂正します。本文は修正済みです。(2020/09/10 20:15)