NECと大林組、伊藤忠テクノソリューションズなど6団体は2020年9月10日、異業種の企業や研究機関などの研究者が連携して新規事業の創出に取り組む新会社「BIRD INITIATIVE(バードイニシアティブ)」を設立したと発表した。2025年までに6件の新規事業で会社設立(カーブアウト)するとしている。

 3社のほか、日本産業パートナーズとジャパンインベストメントアドバイザー、東京大学協創プラットフォーム開発が運営する有限責任組合が出資する。新会社の資本金・資本準備金は合計で6億4000万円。設立は2020年9月2日付で、2020年10月から事業を始める。

 新会社は顧客企業から応用研究や事業開発の委託を受けたり、出資各社の事業領域に関係する課題を採り上げたりする形で研究テーマを設定し、1案件当たり10人前後のチームを組成する。顧客企業の課題に対するコンサルティングやプロトタイプの開発を経て、事業化の枠組みを構築する。

 顧客企業からの委託料のほか、新会社からカーブアウトさせた会社の上場益や売却益などを収入源とする。各案件のメンバーは出資6団体の出身者のほか、外部からも募る。

 新会社は設立当初、製造業や流通業関連の事業創出案件を取り扱い、順次拡大していく。併せて、6団体以外からの出資も幅広く募る考えだ。