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 韓国・現代自動車(Hyundai Motor)と仁川国際空港(IIAC)、現代建設(Hyundai Engineering & Construction)、韓国の大手通信事業会社KT(KT Corporation)の4社は、韓国政府の「アーバン・エアー・モビリティー(UAM)」構想の実現に向けて提携すると、2020年9月22日に発表した。4社はUAMの開発を加速させ、共同で試験飛行を実施するなどして2028年までの商業化を目指す。

UAMの完成イメージ
UAMの完成イメージ
(出所:Hyundai Motor)
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 UAMは都市部に空中移動と地上移動をつなぐハブを設け、空港とハブの間、ハブとハブの間をPAV(Personal Air Vehicle)で移動し、ハブから目的地までは自動運転機能を搭載したPBV(Purpose Built Vehicle)で移動するという新しい交通体系。2020年6月に韓国政府はUAMの実現に向けたロードマップを発表した。4社はこのロードマップに合わせ、官民共同実証プロジェクト「韓国UAMグランドチャレンジ(Korean UAM Grand Challenge)」で、UAMのエアポートと垂直離着陸用ポートの建設と運用に関する共同研究を行う。

 現代自動車はUAMの事業開発とビジネスケースの構築を進める。IIACはインフラを確立し、空港シャトルとしてUAMを利用できるどうかを検討する。現代建設は、専門知識を活用し、垂直離着陸用ポートとUAMを他の公共交通機関に接続させるハブを建設する。KTは通信インフラを構築し、モビリティーサービスとしてのUAMのビジネスケースを作る。4社は開発に必要な情報を共有し、試験飛行に共同で取り組むとしている。