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 TBSテレビは2020年9月23日、同社が開発した文字起こしエディター「もじこ」を、吉積情報にライセンス提供し、一般企業への販売を開始したと発表した。

 もじこは、各社が提供するAI音声認識エンジンの音声認識率が100%ではないことに着目して開発された。取材で得た音声・動画ファイルなどの素材について各社の最新エンジンを利用して自動でテキスト化を行った後、正しく認識されてない文章に対し人間が即座に「修正・編集」を行えるようにした。AI音声認識エンジンには、世界125以上の言語に対応する「Google Cloud Speech to Text API」と、日本語の文字起こしに特化した「AmiVoice 音声認識API」を選択して利用できる。

 テレビやラジオ局では、多くの文字起こし作業が行われていて、番組制作の現場では大きな負担になっていたという。この文字起こし作業の負担軽減のために文字おこしエディターを開発した。TBSテレビでの利用実績をベースとした検証によると、人力のみの文字起こしでは素材長の約6倍から10倍の時間がかかっていたが、開発システムを利用することで素材長の約3倍程度と、半分程度以下に抑えることが可能になったという。

 吉積情報は、Google Cloudのプレミアパートナーとして、Googleが提供するグループウェアである「G Suite」の導入支援を行っている。また、Googleドライブ上でのファイル共有をセキュアーに行う G Suite向けファイル共有アドオンサービス「Cmosy(クモシー)」を2016年からTBSテレビと共同開発し、販売してきた。