ホンダは2020年9月26日、「北京モーターショー2020」(一般公開:2020年9月30日~10月5日)で、SUV(多目的スポーツ車)タイプの電気自動車(EV)のコンセプト車を公開した(図1)。

SUV e:concept
図1 コンセプトEV「SUV e:concept」
(出所:ホンダ)
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 同コンセプト車「SUV e:concept」は、中国初のホンダブランドEVの量産の方向性を示した車両である。同社の先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」の進化版「全方位ADAS」を搭載する。広角化した単眼カメラやミリ波(77GHz帯)レーダー、マイクロ波(24GHz帯)レーダーによって車両の周辺状況を監視し、高速道路や一般道において「レベル2~3」の自動運転を実現する。

 同社のコネクテッドサービス「Honda CONNECT」の進化版も搭載。AI(人工知能)を活用したHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)やスマートフォン連携、無線ネットワークによるソフトウエアの更新「OTA(Over The Air)」などの機能を備える。

 ホンダは今回の展示会で、中型SUV「CR-V」のプラグインハイブリッド車(PHEV)も公開した。中国初となるPHEVで、21年初めに同国で発売する予定である(図2)。

「CR-V」のPHEV
図2 中型SUV「CR-V」のPHEV
(出所:ホンダ)
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 新型車は、同社の2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」をベースに、電池やコンバーターを改良したシステムを搭載する。満充電の状態からEVとして走行できる距離(EV走行距離)は80km以上という。