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 移動通信の標準化団体である3GPP(Third Generation Partnership Project)は2020年9月21日、現行仕様リリース15の次々期に当たるリリース17の仕様凍結時期について、同年12月に確定すると発表した(3GPPのニュースリリース)。今回の発表当日に開催された第89回オンライン会議にて、TSG CT(Core network and terminals:端末と基幹ネットワーク間仕様検討グループ)、TSG RAN(Radio Access Network:無線アクセスネットワーク仕様検討グループ)、TSG SA(Service & Systems Aspects:サービスおよびアーキテクチャー仕様検討グループ)の各議長間で、最善の決定を下すためにさらなる調査を継続することで合意、次回第90回総会(同年12月7~11日開催)にて、仕様凍結時期を決定することを確認した。

2020年3月時点のスケジュール
2020年3月時点のスケジュール
出所:3GPP
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2019年12月発表時点のリリース17主要検討項目
2019年12月発表時点のリリース17主要検討項目
出所:3GPP
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 3GPPでは既に、2021年前半の会議をオンライン会議とすることで議長間の合意がなされているが、今後の会議開催計画については、今後3カ月で明確にしたいとしている。

 TSG RAN議長Balazs Bertenyi氏は、このまま2021年6月以降も会議をオンラインで進める必要がある場合、6カ月を超える遅延が発生する可能性もあるとしている。第89回RANグループ会合の要約「Summary from RAN#89-E on topics relevant for TSG-SA」(zipファイル)は3GPPのサイトから入手できる(ダウンロードリンク )。

 TSG CT議長のLionel Morand氏は、20年12月には確固とした新スケジュール決定が必要だとする報告書を提出している。同報告書「CT Status Report to TSG SA#89e 」(zipファイル)は3GPPのサイトから入手できる(ダウンロードリンク)。

 TSG SA議長Georg Mayer氏は新たな日程について、今後も関係者との議論を続けるとしている。