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 NTTグループのNTTライフサイエンスは、利用者一人ひとりに最適化した生活習慣改善支援サービスの提供を2020年10月1日に開始する。遺伝子検査結果に基づく生活習慣改善アドバイスに加えて、改善に向けた行動をより効果的に促進できるように個人の意思決定や行動の特徴に応じたメッセージを届ける。

 NTTライフサイエンスは企業向けに遺伝子検査サービスを手掛けており、65万カ所の遺伝子の一塩基多型(SNP)を解析して疾患に罹患(りかん)するリスクや体質に関する結果を通知している。既にNTTグループ内で約60社、5000人が遺伝子検査を受けているという。

 これまでは利用者に、遺伝子検査結果のリポートと生活習慣改善アドバイスを提供してきた。今回は新たに、アンケートなどを通じて把握した利用者の行動の特徴に応じた個別のメッセージも提供し、生活習慣改善に向けた行動変容を促す。今後も生活習慣改善のためのレコメンド(推薦)機能の強化に向けて、内容の検証や見直しなどに継続的に取り組んでいく。

東京大学と共同研究

 NTTライフサイエンスは個別の生活習慣の改善や予防を推進するため、引き続き東京大学と共同研究を進める。NTTグループ5000人の社員の遺伝子情報と健康診断データを解析し、疾患リスクと生活習慣の関係性を解明する。研究成果は個人に合わせた新たな行動変容を促すサービスの提供や開発につなげる。

 他にも、遺伝子解析の結果と生活習慣に応じた個別の疾患予防法を見つける。具体的には糖尿病などの症状の進行度合いと遺伝子の相関を調べたり、疾患の発症を促進する要因を解明したりする。

 NTTライフサイエンスは同意を得た上で研究に参加する人数を増やしていく。「今年度で1万5000人のデータを得られる見込み」(NTTライフサイエンス社長の是川幸士氏)という。