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 中国・吉利グループ(浙江吉利控股集団)とスウェーデン・ボルボ(Volvo Cars)が共同所有する電気自動車(EV)ブランド「Polestar(ポールスター)」は2020年9月26日、2月に発表したコンセプトEV「Precept」を量産化すると発表した。まだ開発の途中だが、中国の工場で生産することが決まった。

(写真:Polestar)
(写真:Polestar)
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 Preceptは、将来のEVデザインの方向性を示すとともに、多様なデジタル技術と持続可能な材料の採用を強調したモデルだ(関連記事)。コンセプトカーの発表後、ユーザーの反応が良く購入希望が多かったため量産化を決めた。ポールスターは自動車の生産・販売を通して、環境への負荷を減らす活動に積極的に取り組み、長期的には気候中立を実現することが目標だとする。

(写真:Volvo Cars)
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 Preceptは、スイス・ビーコンプ(Bcomp)が開発した亜麻ベースの複合材料や、ペットボトルをリサイクルした繊維、漁網を再生した繊維、リサイクルしたコルク樹脂などを内外装に採用する。ポールスターは、クルマにこうした持続可能性材料を多く採用することを目指している。

 中国でPreceptを生産する工場は、最先端の技術を採用しカーボンニュートラルであることが求められる。2019年に開設したポールスターの工場は、100%再生可能エネルギーで稼働しており、中国で初めて環境性能評価システムのLEED認証でゴールドレベルを獲得した自動車生産工場となっている。