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 米Techpoint(テックポイント)は2020年10月7日、映像受信用半導体「TP2850」が中国の車載機器メーカー、DDPAI (Shenzhen) Technology(盯盯拍(深圳)技術)のドライブレコーダー製品に採用されたと発表した。TP2850を搭載するのは、DDPAIのドライブレコーダー製品のうち、2カメラ電子ミラー一体型タイプ「Q2」「Q3」「E3」「E5」の4シリーズ。

(写真:Techpoint)
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 日本では、交通事故や交通マナー違反が増える中でドライブレコーダーの需要が高まっており、搭載率は45.9%(国土交通省の調査)に達するという。中国市場でも自動車保有台数が高まるにつれて需要が増え、2020年以降も10%以上の増加が見込まれている。DDPAIは2014年に最初のドライブレコーダー「M5」シリーズを投入してから中国市場で年間50万~80万台を販売している。

(写真:DDPAI)
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 電子ミラーは、車両後方の映像をディスプレイに表示するため、リアカメラとケーブルで接続して映像を送る。TP2850は、リアカメラからの映像を受信し、電子ミラーに表示する。テックポイントが開発した映像伝送方式「HD-TVI」を採用しており、安価なアナログケーブルを使ってハイビジョン映像を伝送できる。これによりシステム価格を抑えられる。

 TP2850は、高品質な標準規格であるCVBS信号やハイビジョンアナログビデオ(720P/1080Pなど)に対応できる。また、採用している「MIPI CSI2インターフェース」は、多くのドライブレコーダー用システムオンチップ(SOCs)とシームレスに接続することが可能だ。DDPAIは今回の4シリーズだけでなく、開発中のシリーズにも展開することを想定しているという。