車載Ethernetチャネルのコンフォーマンステストのソフトをバージョンアップ
今回、Keysightは、車載Ethernetチャネルのコンフォーマンステスト(チャネル・コンプライアンス・テスト)に使うソフトウエアのバージョンアップも発表した。同社のベクトル・ネットワーク・アナライザー(VNA)3製品「M980xx PXI VNA」/「E5080B ENA」/「P5005A Streamline USB」のいずれかと組み合わせて使う。車載Ethernetチャネルのコンフォーマンステストでは、規定のチャネルを構成し、そのチャネルをVNAで計測。計測値から今回のソフトウエアを使って、規定の項目を解析し、規格で求められている仕様を満足しているかどうかをチェックする。
同社の既存のソフトウエアでは、IEEE 802.3bwとIEEE 802.3bpに対応したコンフォーマンステストが可能だったが、今回、IEEE 802.3chとIEEE 802.3cgに対応したコンフォーマンステストも実行できるようになった。このソフトウエアの価格は60万円から(VNAは含まれない)。なお、同社はこのソフトウエアとVNAを組み合わせたコンフォーマンステスト環境を「AE6900L Automotive Ethernet Channel Testing Solution」と呼んでいる。