PR

 米Qualcomm(クアルコム)は2020年10月20日、5Gビーク時速度として世界初となる5.06Gビット/秒(bps)を実現したと発表した(Qualcommのプレスノート)。実験には米VerizonとスウェーデンEricssonが参加(VerizonのニュースリリースEricssonのプレスリリース)。ミリ波帯を使ったキャリアアグリゲーション(CA)にて実現している。

出所:QualcommのTwitter
出所:QualcommのTwitter
[画像のクリックで拡大表示]

 今回は、Ericssonの無線装置とQualcommのSnapdragon X60 5G モデム-RFシステム、第3世代のミリ波アンテナモジュールQTM535を搭載した5G対応スマートフォン型の試作端末を使い、実験室環境にて行われた。

 5.06Gビット/秒は、28GHz帯の帯域幅800MHzと通信制御を行う4G LTEの同40MHzを束ねることで実現している。この組み合わせについては、Ericssonの商用無線装置とSnapdragon X55 5G モデム-RFシステムを採用する市販の5G端末類でもサポートされているという。

出所:Ericsson
出所:Ericsson
[画像のクリックで拡大表示]

 5Gに対しては、最大10Gビット/秒の通信速度や5ミリ秒以下の遅延時間に加え、90分でのサービス立ち上げ、最大時速500 kmで移動する端末との接続、1km平方当たり100万台の機器との接続、1km平方当たり10Tビット/秒のデータ通信なども期待されている。Qualcommでは、こうした性能の実現に向けても、Verizonほかパートナー各社と連携していくとする。

出所:5G PPP
出所:5G PPP
[画像のクリックで拡大表示]