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 米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が提供するクラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」の東京リージョンで、2020年10月22日の正午前から1時間強にわたりシステム障害が発生した。スマホ決済サービス「PayPay」や一部のゲームアプリなどが影響を受けサービスが利用しにくい状態になった。

AWSがサイト上で公表した障害情報
AWSがサイト上で公表した障害情報
出所:米AWS
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 AWSが公開しているシステム状態の一覧表示ページ「AWS Service Health Dashboard」によると、東京リージョンでの障害は午前11時42分から発生した。同時刻から午前11時53分まで、東京リージョン内にある「APNE1-AZ2」と呼ぶデータセンター(アベイラビリティゾーン)にある一部のインスタンスでネットワークに関わる障害が発生。また午前11時42分から午後1時9分まで、同じデータセンターでストレージサービス「Amazon EBS(Elastic Block Store)」の一部で性能が低下する問題が発生した。これ以降は障害が解消し、現在は正常に稼働しているという。

 障害の影響で、決済サービスPayPayのアプリが午前11時40分頃から一部利用できなくなった。運営元のPayPayによると、決済機能は午後0時5分時点で正常に利用できるようになり、全面回復を進めているという。マッチングアプリ「タップル誕生」もAWS障害の影響で利用がしにくくなり、運営会社がサービスを一時停止して午前11時56分から午後2時15分まで緊急メンテナンスを実施した。スマートフォン用ゲームアプリ「メイプルストーリーM」やVR(仮想現実)関連サービス「THE SEED ONLINE」なども一時的にサービスを停止している。現時点で未公表のものを含めれば、多数のサービスに影響したとみられる。