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 東京証券取引所は2020年10月23日、株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」で2020年10月1日に発生したシステム障害について、再発防止に向け、システムの障害対応やルール整備の在り方を検討する「再発防止策検討協議会」の第1回会合を開いた。2021年3月までに再発防止策や関連するルールを取りまとめる。

冒頭であいさつする宮原社長(中央)。左から金融庁担当者、川井執行役員、宮原社長、横山常務執行役員
冒頭であいさつする宮原社長(中央)。左から金融庁担当者、川井執行役員、宮原社長、横山常務執行役員
撮影:日経クロステック
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 会合の冒頭で東証の宮原幸一郎社長は「多大なご迷惑をおかけしたことを改めておわびする」と謝罪したうえで、同協議会で「当日中に売買を再開するために必要となるルール」「売買の再開に向けた手順の整備」「売買停止・再開の基準の明確化」「情報発信の在り方」などについて議論すると説明した。2021年3月末をめどにこれらのルールを整備する。

 協議会には東証から横山隆介常務執行役員と川井洋毅執行役員も参加するほか、金融庁、証券会社や投資家、システムベンダーなどが参加する。第1回会合は東証会議室とオンライン会議をつなぐハイブリッド形式で開催された。


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