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 ネットワンシステムズは2020年10月26日、同社従業員による資金流用の疑いが判明し、2020年7~9月期の決算発表を延期すると発表した。ネットワンを巡っては、2019年11月の東京国税局からの指摘をきっかけに、循環取引が明らかになっている。今回の資金流用の疑いとの関連は「調査中」(広報・IR室)としている。

 ネットワンによると、外部機関からの指摘を受け、同社従業員による資金流用の疑いを認識したという。決算に対する影響の確認などに一定の時間がかかるため、2020年10月27日に予定していた2020年7~9月期の決算発表の延期を決めた。決算発表日や四半期報告書の提出時期は現時点で決まっていない。

 資金流用の疑いがある従業員は、既に判明している一連の循環取引を主導したとされる元従業員とは別の人物という。ネットワンは社内に調査チームを設置し、調査を進めている。今後は外部専門家の活用も視野に入れ、事実関係や原因などを明らかにする考えだ。