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 米Facebook(フェイスブック)は2020年10月26日(現地時間)、クラウド型のゲーム配信サービス(以下、クラウドゲーム)を開始したことを明らかにした。既にAndroid端末向けアプリとWebブラウザーを通じてベータ版を提供中である。現時点で米Apple(アップル)のiOS端末用アプリでは対応していない。クラウドゲームに関しては、米Google(グーグル)が2019年に、米Microsoft(マイクロソフト)が20年9月に開始している。米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)も、20年9月に「Amazon Luna」を発表しており、米大手IT企業を中心にクラウドゲームへの参入が相次ぐ。Facebookの参戦で、クラウドゲームの主導権を巡る争いが激化しそうだ。

Facebookのクラウドゲームのイメージ
Facebookのクラウドゲームのイメージ
(出所:Facebook)
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 GoogleやMicrosoft、Amazonが手掛けるクラウドゲームは、月に一定額を支払うサブスクリプション型である。一方、Facebookのクラウドゲームは基本無料でプレーできる。いわゆる「F2P(フリー・ツー・プレー)」型だ。アイテム課金や広告との連動などで利益を出すもよう。

 クラウドゲームのラインアップは、既にアプリなどで提供中のタイトルで、マウスやキーボードでもプレーできるような手軽なものが多い。SNS(交流サイト)の「Facebook」でゲームをプレーするのと同じ感覚で遊べるという。

 Facebookはクラウドゲームを配信するサービスを手掛けるスペインPlayGiga(プレイギガ)を19年12月に買収している。Facebookは特に言及していないが、今回開始したサービスは同社の技術を基にしている可能性がある。