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 エーザイの中国子会社と中国JD Health(京東健康)は、中国国内における高齢者向けの健康サービスプラットフォーム構築を目指す合弁会社を設立したと発表した。出資比率はJD Healthが51%、エーザイの中国子会社が49%。まずは認知症を対象としたプラットフォームを構築し、将来的には高齢者に多い疾患に拡大していく。

 健康サービスプラットフォームは中国国内において、(1)コミュニティサービス、(2)医療サービス、(3)介護サービス、(4)モールサービスの4つを柱とするサービスを、主にオンライン上で提供する。2021年1月以降、許認可の取得など事業準備が整ったサービスから順次提供していく。

 (1)コミュニティサービスでは、認知症の疾患啓発・早期発見を目的とした情報やセルフチェックのツールなどを、インターネット上のプラットフォームを介して提供する。認知症当事者向けのサービスだけでなく、介護者を対象としたコミュニケーションの場や相談窓口、カウンセリングを受けられる機会も提供していく。

 (2)医療サービスでは、インターネット医療サービスを提供する医療機関を紹介する。オンラインによるヘルスケア相談や、診察の予約、診察、治療を提供し、認知機能に関する早期の医療相談や診療につなげる。

 (3)介護サービスでは、中国の主要な介護施設グループと連携し、認知症当事者とその家族が求める最適な介護施設、介護士を紹介する。介護者に対しては、医療従事者によるアドバイスや、介護技術習得につながる教育プログラムやトレーニングなども提供する。

 (4)モールサービスでは、ビッグデータから分析された認知症当事者の消費ニーズに基づいて、医薬品やヘルスケア用品、生活支援デバイスをオンラインで販売する。さらに認知症当事者の状態に合わせて、必要とされる可能性の高い製品をオンライン販売の画面上に提案していく。