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 国内6都市でシェアオフィス「WeWork」を提供するWeWork Japanは2020年10月29日、3つの新サービスを開始すると発表した。中核は月額3万9000円(税抜き、以下同)で30拠点以上のWeWorkの共用エリアが「使い放題」となる新プラン「All Access」である。2020年12月1日から開始する。共用エリア内のデスクや電話ブース、Wi-Fiなどが午前9時から午後6時まで使える。利用時は専用アプリによる事前予約が必要。

WeWorkの新プラン「All Access」の概要
WeWorkの新プラン「All Access」の概要
(出所:WeWork Japan)
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 WeWorkの共用エリアを使う従来プランでは、1つの拠点を選ぶ必要があり、他の拠点を使うには別途費用がかかった。WeWorkは拠点によって月額会費が異なり、例えば「渋谷スクランブルスクエア」拠点(東京・渋谷)なら8万3000円で、「Daiwa 晴海」拠点(東京・中央)なら3万8000円である。新プランは利用時間が限られるが、会費の高い拠点を使う場合は割安になる。

 今回さらに企業のサテライトオフィス用途を想定した新プラン「専用アクセス」の提供も始める。同プランは、企業が契約したWeWork拠点の専用個室を当該企業の社員でシェアできるというもの。専用アプリでの事前予約が必要な点と、利用時間が午前9時から午後6時までの点はAll Accessと同じである。

 2つの新プランに合わせて、会員間のビジネスマッチングを支援する新サービス「Connect by WeWork」も提供する。従来は各拠点にいるコミュニティーマネージャーがマッチングを支援してきたが、今後はITツールも併用する。会員から事業上の課題などをヒアリングし、WeWork Japanが構築したデータベースを基に会員やサービス、イベントをマッチングするという。丸紅が検討中の新規事業で同サービスを試験導入したところ、「数十社とマッチングし、数社との契約に至った」(WeWork Japanの高橋正巳最高戦略責任者)という。