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 ルネサス エレクトロニクスは、2020年第3四半期(7~9月)の決算を発表した(決算短信)。売上高は1787億円で前年同期比2.6%減少したものの、前四半期比7.2%増加した。前四半期比で増加に転じたのは3四半期ぶり。

 IFRS(国際財務報告基準)による連結最終利益(親会社の所有者に帰属する当期利益)は153億円で、前年同期に比べて112億円、前四半期に比べて33億円それぞれ増加した。なお、20年1~9月の累計では売上高は5241億円で前年同期比0.4%の減少。連結最終利益は385億円で、前年同期の70億円の損失から今期は黒字に転じた。

IFRS(国際財務報告基準)による2020年第3四半期の決算
IFRS(国際財務報告基準)による2020年第3四半期の決算
出所:ルネサスエレクトロニクス
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買収などで発生する非経常経費などを除いた、Non-GAAPベースの20年第3四半期の決算
買収などで発生する非経常経費などを除いた、Non-GAAPベースの20年第3四半期の決算
出所:ルネサスエレクトロニクス
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 同社の事業は、自動車向けと産業・インフラ・IoT向けの2つからなり、売上高はおおよそ半分ずつで推移してきた。今回、自動車向け事業の売上高が3四半期ぶりに増加に転じた。一方、産業・インフラ・IoT向け事業の売上高は3四半期連続して増加している。また、産業・インフラ・IoT向け事業の売上高の方が自動車向け事業の売上高より多い状況は2四半期連続となった。

事業別の四半期売上高の推移
事業別の四半期売上高の推移
出所:ルネサスエレクトロニクス
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 今回、20年第4四半期(10~12月)と20年通年の業績予想を発表した。20年第4四半期の全社売上高は1830億~1910億円という。これは前年同期比では-4.7~-0.5%。前四半期比では+2.4~+6.9%となる。20年通年の全社売上高は7071億~7151億円の予想で、前年比では-1.6~-0.4%である。

20年第4四半期と通年の業績予想
20年第4四半期と通年の業績予想
出所:ルネサスエレクトロニクス
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