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 スカパーJSATホールディングス(スカパーJSAT HD)は2020年11月4日、2020年度第2四半期決算を発表した。上期(2020年4月~9月)の連結業績は増収増益となった。売上高は697億7300万円(前年同期比0.7%増)、営業利益が111億1600万円(同33.4%増)、経常利益は118億2100万円(同34.2%増)だった。

 メディア事業は464億8900万円(前年同期比33億1900万円減)で減収となったが、セグメント利益は33億9700万円(前年同期比15億600万円増)で増益となった。視聴料収入は減少したが、それに伴う番組供給料の減少、自主チャンネルの編成見直しに伴うコンテンツ費用の減少、減価償却費の減少などにより、セグメント利益は前年同期の実績を上回った。

 宇宙事業は増収増益だった。売上高は288億4700万円(前年同期比33億8300万円増)、セグメント利益は47億5600万円(同4億1300万円増)となった。新型コロナウイルスの影響によって航空機内インターネット接続用衛星回線の売り上げが減少したが、2018年から2020年にかけて順次打ち上げた2機の新衛星(「Horizons 3e」と「JCSAT-17」)の売り上げが増加し、宇宙事業全体のセグメント利益は前年同期比プラスになった。

 スカパーJSAT HDは同日、2020年度通期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想の修正も発表した。売上高は1390億円(前回発表予想に比べ10億円減)、営業利益が160億円(同40億円増)、経常利益は165億円(同40億円増)とした。

 売上高は、メディア事業での大型イベントの中止などにより減収が見込まれることから、前回発表の予想数値から引き下げた。一方、営業利益はメディア事業の減収に伴う費用の減少とコスト構造の見直しが進んでいることや、宇宙事業における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う運営コストの低減などが見込まれることにより、前回発表を上回る見込みとした。これに伴い、経常利益や純利益も前回発表を上回る見込みという。