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 福井県の公益財団法人ふくい産業支援センターは2020年11月5日、県内企業の情報提供や交流支援のためのポータルサイト「ふくいナビ」が2020年11月1日から利用できなくなったと発表した。ポータルサイトを運営するクラウドサーバーを管理するNECキャピタルソリューション(東京・港)がサーバーの契約更新手続きを怠ったことで、ふくいナビのデータが完全に消失したのが原因。

 ふくい産業支援センターとNECキャピタルソリューションは2020年10月31日までクラウドサーバーの賃貸契約を結び、2020年10月13日には同契約を更新していた。ところがNECキャピタルソリューションの社内手続きのミスにより実際には契約が更新されず、貸与期間が終了したとしてデータが削除された。

 消失したデータはふくい産業支援センターや利用者が登録した全データ。ふくいナビシステムの全プログラム、メールマガジンの配信先や過去の配信内容、バックアップデータも含まれる。ふくい産業支援センターは「(全データが)完全に消失し復旧が不可能な状態」と説明する。ポータルサイトの再稼働にも相当期間が必要で、現時点では未定とする。なお、ユーザー情報の漏洩はないという。