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 米Alpha and Omega Semiconductor(A&O)は、外形寸法が11.7mm×9.8mm×2.3mmと小さいTOLLパッケージに封止した+600V耐圧のスーパージャンクション(SJ)型パワーMOSFET「AOTL125A60」を発売した(ニュースリリース)。同社のスーパージャンクション型パワーMOSFETファミリー「αMOS5」に含まれる製品である。一般的に使われているD2PAKパッケージと比べると実装面積を23%、実装高さを50%削減できる。また、「TOLLパッケージの採用で寄生インダクタンスを減らせたため、搭載した電源回路の変換効率を高めると同時に、放射電磁ノイズ(EMI)を低減することが可能になった」(同社)という。出力電力が200W~3kWの力率改善(PFC)や、PWM変換回路(電力変換段)に使える。具体的な応用機器は、急速充電器やACアダプターのほか、デスクトップパソコンやサーバー、産業機器、通信機器、データセンター機器などの電源モジュールである。

11.7mm×9.8mm×2.3mmと小さいTOLLパッケージに封止した+600V耐圧のスーパージャンクション型パワーMOSFETとその応用機器
11.7mm×9.8mm×2.3mmと小さいTOLLパッケージに封止した+600V耐圧のスーパージャンクション型パワーMOSFETとその応用機器
Alpha and Omega Semiconductorのイメージ
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 nチャネル品である。最大ドレイン電流は連続時に28A、パルス時に100A。オン抵抗は、ゲート-ソース間電圧が+10Vのときに125mΩ(最大値)である。全ゲート電荷量は39nC(標準値)。入力容量は2993pF(標準値)。出力容量は85pF(標準値)。帰還容量は0.8pF(標準値)。ゲート抵抗は2.3Ω(標準値)。出力容量による損失エネルギー(Eoss)は、6.3μJ(+400Vにおける値)である。ボディーダイオードの逆回復時間は375ns(標準値)と短く、逆回復電荷量は8μC(標準値)と少ない。動作接合部温度範囲は−55~+150℃。すでに量産出荷を始めている。1000個購入時の参考単価は3.3米ドルである。