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 ビデオリサーチ(VR)の望月渡・代表取締役社長執行役員は2020年11月17日、自社主催のオンラインセミナーで、メディアの新しい価値創造に向けた同社の取り組みについて述べた。

 望月社長は、メディア指標データを提供する上で、「コンテンツに一層注目していく」という考えを示した。「ユーザー基点、ターゲット基点でコンテンツを捉えて、さらにデジタルにも対応する。メディア指標データを深く広く進化させていかないといけない」とした。

 メディア指標データを進化させる手段としては、パネル調査によるデータと実数データを組み合わせて活用することを挙げた。「パネル調査によるデータに他の要素を組み合わせる手法は、第三者性を担保しながら、現実に沿ったデータ提供を可能にするメソッドと捉えている。この手法を用いると、例えば放送局のコンテンツがどの時間帯で視聴されても、どの端末で視聴されても、個人基点で測ることができるようになる。これはネットメディアと比較した場合にテレビメディアが不足しているとされる点をなくし、テレビとネットが横断的に測定されるものになっていくことを意味する」とした。

 ビデオリサーチの今後については、「次世代型メジャメント企業になる」「業界の共通基盤事業会社へ」の2点を挙げた。「メディア産業の共通基盤事業の展開を標榜することは、広告会社や広告主への貢献にもつながる」と述べた。