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 米Advanced Micro Devices(AMD)は、組み込み向けマイクロプロセッサー(MPU)の新製品「Ryzen Embedded V2000シリーズ」を発表した(ニュースリリース)。前世代の「同 V1000シリーズ」*1は14nmプロセスで製造していたが、新製品のRyzen Embedded V2000シリーズは7nmプロセスで製造する。

新製品の外観
新製品の外観
(出所:AMD)
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 Ryzen Embedded V2000は、「Zen 2」コアを集積して7nmプロセスで製造するデスクトップパソコン(PC)向けMPU「Ryzen 4000Gシリーズ」*2をベースとした製品である。同社によれば、Ryzen Embedded V1000シリーズと比較し、新製品の1W当たりのマルチスレッド性能が2倍に、シングルスレッド性能が30%向上して、グラフィックス性能も40%向上したという(いずれも、新製品の「Ryzen Embedded V2718」と前シリーズの「同 V1605B」を比較)。新製品に集積したGPU(画像処理半導体)コアは、4K解像度で独立した4画面まで同時出力が可能である。

新製品の機能ブロック図
新製品の機能ブロック図
(出所:AMD)
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 Ryzen Embedded V2000シリーズは現在4モデルがあり、主な仕様は下表の通りである。既存のRyzen Embedded製品と同様に、同 V2000シリーズも10年間の供給を保証する。台湾Advantech、台湾ASRock Industrial、台湾IBASE Technology(iBASE)、中国Sapphire Technologyらが、Ryzen Embedded V2000シリーズを搭載した製品を発売する。

新製品4モデルの主な仕様
新製品4モデルの主な仕様
(出所:AMD)
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