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次世代Ultium電池でエンジン車並みコストに

 この次世代Ultium電池は、より安価なカソード材料や新しい電解質の採用に加え、初めてリチウム金属アノードを使うという。より高いエネルギー密度が可能になり、現在と同じサイズの電池で航続距離を延ばせる。また、車両と電池パックの統合的な設計を進めることで、セルとモジュールを少なくできる。そのほか、セルの製造効率を上げるなどの改良を進めていくことで、エンジン車と同等のコストに近づける計画だという。

新電池はエネルギー密度2倍でコスト60%減(写真:General Motors)
新電池はエネルギー密度2倍でコスト60%減(写真:General Motors)
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 GMはすでに試作品で数百回のサイクル試験を完了しており、2025年ごろまでに次世代Ultium電池セルの生産開始を目指している。ミシガン州にあるグローバル技術センター内の研究所「Chemical and Materials Systems Lab」でセルの開発作業を行っている。2021年には、次世代Ultium電池の化学システムの開発を進めるため、新しい研究所と生産技術センターを設立する予定。