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 産業安全の向上と進歩・普及などに貢献した企業や個人を表彰する「向殿安全賞」の授賞式が2020年11月26日に開催され、3企業、1団体、4個人が受賞した。2015年に始まった同賞は今回が第6回。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、授賞式はオンラインで開催された。

第6回 向殿安全賞の受賞者
第6回 向殿安全賞の受賞者
新型コロナの影響により授賞式はオンライン(Zoom)での開催となった。(出所:IGSAP)
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 団体の部では、日揮ホールディングス(HD)、ダイフク、エフ・シー・シー環境安全企画部が功績賞を、ワールドロボットサミットものづくり競技委員会が奨励賞を受賞した。日揮HDは国内外でのプロジェクトにおける安全文化構築への取り組みが評価された。海外大型プロジェクトで休業災害を大幅に減少させるなどの成果があったという。ダイフクは全社で安全管理活動を推進。安全優先の企業文化醸成への取り組みが評価された。

 個人の部では、英Engineering Safety Consultants(エンジニアリングセーフティーコンサルタンツ)常務取締役のRon Bell氏が特別功労賞を受賞。シンガポール労働省のHo Siong Hin氏と英国安全衛生庁のNick Rigby氏、長岡技術科学大学大学院 技術経営研究科システム安全専攻教授の福田隆文氏がそれぞれ功労賞を受賞した。

 Ron Bell氏は、国際電気標準会議(IEC)のワーキンググループ議長や安全諮問委員会メンバーを歴任。機能安全の専門家として機能安全規格の開発や国際標準化において主導的な役割を果たした点が評価された。

Zoomでのオンライン授賞式の様子
Zoomでのオンライン授賞式の様子
中央は賞状を手にする向殿氏。右下は個人の部で特別功労賞を受賞したRon Bell氏(出所:IGSAP)
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 向殿安全賞は、日本における製品安全や労働安全などの第一人者である明治大学名誉教授の向殿政男氏の業績をたたえて2015年に創設された。セーフティグローバル推進機構(IGSAP)およびセーフティアセッサ協議会が運営・推進している。