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 米Fitbit(フィットビット)は日本で個人にカスタマイズした有料の健康増進サービス「Fitbit Premium」の提供を始めた。法人向けの販売は、健康・医療データの分析サービスを提供するJMDCが担う。両社は2020年11月26日、日本国内の法人向け販売の独占契約を締結したと発表した。JMDCは同社が保有する健康・医療データとフィットビットのウエアラブル端末データ、今回のFitbit Premiumによるデータを組み合わせて解析することで、新しい疾患予防サービスの開発を目指す。

米Fitbit(フィットビット)が提供する有料プログラム「Fitbit Premium」
米Fitbit(フィットビット)が提供する有料プログラム「Fitbit Premium」
(出所:フィットビット)
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 JMDCは依頼を受けた健康保険組合などのレセプト(保険診療の内容)や処方履歴のデータなどを分析し、同組合に医療費抑制の施策を立案するサービスなどを手掛けている。これまでに895万人分のデータを蓄積し解析してきた。

 データ分析の結果、組合員にウエアラブル端末を装着してもらうことを提案することがあり、JMDCは以前から健康保険組合などにフィットビットのウエアラブル端末を販売してきた。今回、フィットビットのウエアラブル端末「Fitbit Inspire 2」にFitbit Premiumが1年間無料で付帯するセットを販売する。

 Fitbit Premiumは、フィットビットのウエアラブル端末を利用する人の状態に合わせて健康増進のための行動変容を促すプログラム。利用者の睡眠や運動状態などを個別に分析したリポートをアプリに示し、個別のアドバイスを表示する。利用者はマインドフルネスや運動、食事、睡眠などに関してガイド付きのコンテンツを活用しながら、設定した目標値の達成を目指す。

 JMDCはFitbit Premiumの利用状況を健康診断やレセプトのデータなどと合わせて解析することで、健康保険組合の施策に関する効果を測定できるとみる。健康保険組合に対してより効果的な施策の立案や疾患予防のための新サービスの開発に生かす。