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 運用型テレビCMサービス「ノバセル」を展開するラクスルは2020年12月1日、同CM市場の創出と最大化を目的としたプロジェクト「&ノバセル」を始動すると発表した。

 プロジェクトの第1弾として、マーケティング領域の総合ソリューションを提供するADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)と業務提携に関する基本合意を行った。今後、両社の協業の下で、営業、戦略設計、制作、バイイング、分析までをワンストップで提供する運用型テレビCMサービスを提供する。

ラクスルの田部正樹氏(左)とADK MSの亀井典明氏
ラクスルの田部正樹氏(左)とADK MSの亀井典明氏
(出所:ラクスル)
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 2020年12月1日のオンライン会見で、ラクスルの取締役CMO ノバセル事業本部長の田部正樹氏は、ADK MSとの業務提携を決めた理由について、「これまでノバセルの提供を通じてテレビCMのDX化を進めてきたが、当社だけでは足りない部分がある。豊富なデータベースや放送局とのコネクション、マスマーケティングに加えてデジタルマーケティングでも成果を上げているADK MSと組むことで、DX化をさらに推進し顧客に価値を提供できると考えた」と説明した。

 ADK MS 取締役 メディア&ソリューション担当の亀井典明氏(ADKホールディングス執行役員を兼務)は、今回の業務提携について、「ラクスルはクラウド型のテレビCM効果測定ツールを提供して成果を出しているほか、しっかりとした開発力と技術力を持っている。さらなるクオリティーアップが期待できる」などとした。

 2社は今後、初めてテレビCMを実施する企業などを対象に、制作費などを含む広告費用を成果と連動させる「運用型成果連動CM」のトライアルを開始する。この運用型成果連動CMでは、事前に広告主と合意した成果基準を満たさない場合、ノバセルが再制作の費用を負担する。テレビCMを検討している企業にとって費用対効果が課題になっていることから、成果連動型のCMを導入することで、企業などがテレビCMを利用しやすくするという。ラクスルの田部氏は、「データに基づいてテレビCMを成功させる自信があるからこそ、こういった取り組みができる」と説明した。まず10社前後の広告主を対象にトライアルを開始し、状況に応じて順次規模を拡大していく方針。