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 欧州で自動車の環境性能を評価する団体「Green NCAP」は2020年11月26日、新たに24車種の評価結果を発表した。今回から、「クリーンエア」「エネルギー効率」の2項目に「温室効果ガス」の評価を加えた。また、評価はゼロ星から5つ星の6段階評価だが、それぞれの間をとった0.5刻みの星評価になった。これまでの評価と変わらず電気自動車(EV)の評価が高く、EVの「Hyundai KONA」と「Renault ZOE」が最も良い5つ星を得た。

排出ガス測定装置を付けた評価車両
排出ガス測定装置を付けた評価車両
(写真:Green NCAP)
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 EVに次いで評価が高かったのは、ガソリンハイブリッド車の「Toyota C-HR」で3.5星になり、同じくガソリンハイブリッド車の「Honda CR-V」の2.5星より良い評価となった。欧州で人気のある3車種の小型車「Volkswagen Polo」「Renault Clio」「Peugeot 208」は3つ星となった。

 「VW Transporter」「Mercedes-Benz V-Class」「Opel Zafira」のようなミニバンは、車両重量が重く、空気抵抗が大きい形状であるため、1.5星にとどまった。優れた排ガス後処理システムを搭載しても、重いクルマを動かすために使うエネルギー量が多いことがネックになっている。