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 米Keysight Technologiesは、ミッドレンジオシロスコープの新製品「Infiniium EXRシリーズ」を発売した(ニュースリリース)。日本法人のキーサイト・テクノロジーによれば、新製品の最大の特徴は、電源解析機能が豊富なことである。新製品を利用することで、多電源ICの投入/切断シーケンスのチェックが容易に行えるという。

Infiniium EXRシリーズの概要
Infiniium EXRシリーズの概要
キーサイトのスライド
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 Keysightは機能や性能が異なる複数のオシロスコープを開発・提供している。今回の新製品は、2020年5月に発表したミッドレンジ機「Infiniium MXRシリーズ」*1と、14年5月に発表したミッドレンジ機「Infiniium Sシリーズ」*2の間に収まる機種になる。また、同社はオシロスコープのうちハイエンドの機種を直販、ローエンド機種などは販売代理店経由の提供、という販売体制を敷いており、今回の新製品は販売代理店経由の機種の中ではハイエンドという位置付けになる。

Keysightのオシロスコープ一覧
Keysightのオシロスコープ一覧
販売代理店経由で提供する機種(下方に並ぶ)と直販する機種(右方に並ぶ)がある。今回の新製品のInfiniium EXRシリーズは、前者のハイエンド製品に当たる。キーサイトのスライド
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 機種名から察しが付くように、今回の新製品は直販でローエンドのInfiniium MXRの下位機種に当たる。市場要求の強い機能や性能を見極めてコストを削減し、販売代理店が売りやすい機種に仕立てたという。例えば、最大周波数帯域は、Infiniium MXRでは6GHzだったが、Infiniium EXRでは2.5GHzに下げた。一方、最大チャネル数はInfiniium MXRと同じ8に据え置いた。また、自社開発ASICの搭載で波形表示などの高速処理を実現する技術も、Infiniium MXRから引き継いだ。