ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を行うBBIXは2020年12月10日、QTnetやJストリーム、東北インテリジェント通信(TOHKnet)と共同で、仙台および福岡で構築した地域IXによるトラフィック流通効率化効果を測定する実証実験を実施すると発表した。

 実証実験では、Jストリームのコンテンツ配信基盤システムをTOHKnetの仙台中央データセンターおよびQTnetの福岡第3データセンターに構築する。その上で、これらのデータセンターに開設済みのBBIX仙台センターおよびBBIX福岡センターを経由して各地域のISPにコンテンツを配信する。

 既存の首都圏・関西圏からの配信との差異を計測することで、配信品質や耐障害性の向上、地域における回線帯域の拡張性の確保やコスト削減効果などを測定し、IXが地域のインターネット事業者の課題解決に寄与することを検証する。

 今回の実証実験は、総務省が2020年4月に公募した「トラヒック流通効率化に向けた地域IXに関する調査研究の請負」でBBIXが同省から請負人に選定されたことを受けて、この請負業務の一環として実施する。実験終了は2021年3月31日を予定する。