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 新製品のチップセットや第5世代NXPレーダー・システム・ソリューションを日本の報道機関向けに説明したNXPジャパンの園田慎介氏(第一事業本部 マーケティング統括部 統括部長)は、3つのユースケースを示した。4Dイメージングレーダーを実現するケース(TEF82xxトランシーバー4つとS32R45プロセッサー1つの組み合わせ)、ロング・レンジ・フロント・レーダーを実現するケース(TEF82xxトランシーバー2つとS32R294プロセッサー1つの組み合わせ)、コーナーレーダーを実現するケース(TEF82xxトランシーバー1つとS32R294プロセッサー1つの組み合わせ)である。

4Dイメージングレーダーのユースケース
4Dイメージングレーダーのユースケース
NXPのスライド
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ロング・レンジ・フロント・レーダーのユースケース
ロング・レンジ・フロント・レーダーのユースケース
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コーナーレーダーのユースケース
コーナーレーダーのユースケース
NXPのスライド
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 いずれのケースでも、既存の製品を使った場合よりも性能や機能が向上したとする。例えば、4Dイメージングレーダーを実現した場合、角度分解能は従来に比べて16倍向上し、1度未満になった。また、センシング範囲は300mを超え、広い範囲で物体の識別や分類が可能になったとする。ロング・レンジ・フロント・レーダーでも、センシング範囲は300mを超えた。このレーダーは、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACCACC)や自動緊急ブレーキ(AEBAEB)、前方/後方追突警報(FCW/RCW)をサポートする。コーナーレーダーは従来より分解能が4倍になった。このレーダーはコストに敏感なNCAP(欧州の安全性能評価基準)コーナーレーダーに最適とのことだった。なお、園田氏によれば、ロング・レンジ・フロント・レーダーにはTEF82xxトランシーバーが1個のユースケースがあったり、コーナーレーダーにはTEF82xxトランシーバーが2個のユースケースもあったりするとのことだった。