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 NECが開発した「大規模遺留指紋照合システム」と「デジタル信号処理プロセッサー(DSP)のμPD7720」がIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)マイルストーンとしてそれぞれ認証された。同社本社でIEEEマイルストーンの銘板の贈呈式が2020年12月15日に行われた(ニュースリリース)。

贈呈式後の記念撮影
贈呈式後の記念撮影
左側の3名がIEEEの登壇者。右側3名はNECの登壇者。日経クロステックが撮影
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贈呈式
贈呈式
手前2名と中央で話しているのがIEEEの登壇者。奥の3名はNECの登壇者。日経クロステックが撮影
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銘板を贈呈
銘板を贈呈
銘板を持っている2名のうち手前がIEEEの登壇者。奥がNECの登壇者。日経クロステックが撮影
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 IEEEマイルストーンの認定には、電気・電子の分野において達成された画期的なイノベーションの中で、開発から少なくとも25年以上経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした業績であることが求められる。贈呈式でのIEEEの説明によれば、1983年にIEEEマイルストーン認定制度が創設され、これまでに世界で209件以上が認定された。うち35件が日本のイノベーションであり(35件のリスト)、今回NECの2件が加わった。同じ企業が2件同時に認定されるのは珍しい。

 今回認定された大規模遺留指紋照合システムは1982年に開発された。犯罪現場に残された遺留指紋から容疑者を捜索し、公衆安全に貢献したことが評価されたという。一方、DSPのμPD7720は1978年から開発が始まり、1980年のISSCC(International Solid-State Circuits Conference)で完成が発表された、世界初のプログラマブルな商用DSPである。音声などのデジタル信号を効率良く処理し、通信のデジタル化に貢献したことが評価されたとする。

認定されたイノベーション
認定されたイノベーション
左が大規模遺留指紋照合システムで、右がDSP。NECのイメージ
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