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 静岡銀行は2021年1月4日、勘定系システムの刷新が完了したと発表した。日立製作所と共同開発したオープン勘定系パッケージを新たに導入した。少子高齢化や超低金利など地銀の収益環境が厳しさを増すなか、新商品・サービスを素早く投入したり、FinTechなど外部サービスと迅速に連携したりする基盤を手に入れた。

 新システムへの移行に当たり、静岡銀行はATMなどのオンラインサービスを4回にわたって臨時休止していた。2021年1月4日に4回目の作業が完了し、新システムへの移行作業を終えた。午前10時時点で「順調に稼働している」(広報)。

 静岡銀行にとって、勘定系システムの刷新は悲願だった。当初は2017年中の刷新を目指していたが、業務分析や現行システムの解析などに想定以上の工数がかかり、2015年11月に1度目の延期を発表。新旧データの変換要件などが膨らみ、2018年4月には2度目の延期を明らかにしていた。

 第四北越フィナンシャルグループ(FG)も2021年1月4日、第四銀行と北越銀行の合併に伴うシステム統合を完了し、第四北越銀行として営業を始めたと発表した。第四銀行が利用する「TSUBASAアライアンス」による勘定系の共同化システムに一本化した。北越銀行はNTTデータの「地銀共同センター」を使っていた。午前10時20分時点で「問題なく稼働している」(広報)という。