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 米Intel(インテル)は、顔認証機能を備えた測距画像センサー「RealSense ID」を発表した(ニュースリリース)。機器への組み込みを想定したモジュールタイプの「RealSense ID F450」と、筐体(きょうたい)に収めた周辺機器タイプの「RealSense ID F455」を用意する。現在、予約販売中で、2021年3月の第1週から出荷を始める予定。

左がモジュールタイプの「RealSense ID F450」、右が周辺機器タイプの「RealSense ID F455」
左がモジュールタイプの「RealSense ID F450」、右が周辺機器タイプの「RealSense ID F455」
どちらもクレジットカードよりも小型。(IntelのWebサイトの複数のイメージを統合・編集)
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 スマートロックやアクセス制御、POS、ATM、キオスク端末への応用を狙う。新製品を使うことで、例えば、事前登録されたユーザーを顔認識しない限りアクティベートしない機器やシステムを構築できる。新製品にはなりすまし対策向けの技術を組み込んでおり、写真やビデオ、またはマスクを使用した不正侵入を防御するという。誤認率は100万分の1と小さい。プライバシー重視やユーザー保護に向けて、顔画像処理のすべてをローカルで実行し、すべてのユーザーデータを暗号化する。

 モジュールタイプのRealSense ID F450は、2つのカメラ、850nmのLED、850nmのプロジェクター、専用SoC、フラッシュメモリーなどを1枚のプリント基板に実装した。これらのハードウエアを利用する顔認証アプリケーションソフトウエアを備える。Intelによれば、RealSense ID F450は、ホストのマイコンなどから制御して使うことに加えて、ホスト動作が可能なため単独でも利用できる。RealSense ID F450を専用筐体に収めたのが周辺機器タイプのRealSense ID F455である。

 IntelのWebサイトの予約販売価格は、モジュールタイプのRealSense ID F450が10個で750米ドル。周辺機器タイプのRealSense ID F455は1個99米ドルである。

モジュールタイプのRealSense ID F450
モジュールタイプのRealSense ID F450
上はプリント基板の部品レイアウト、下は主な搭載部品。Intelのデータシートから転載した図と表
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ホストで制御する場合のRealSense ID F450
ホストで制御する場合のRealSense ID F450
Intelのデータシートから転載した図
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