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 米保守系SNS(交流サイト)のParler(パーラー)は2021年1月11日(現地時間)、米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)を反トラスト法(独占禁止法)に違反しているとして提訴した。

 西部ワシントン州の連邦地方裁判所に提出された訴状によると、AWSは他のSNSである米Twitter(ツイッター)とパーラーに対して同じクラウドサービスにより投稿配信を支援していたが、同月10日にパーラーへのサービス提供を停止。この理由について「パーラーがコンテンツを適切に監視しているか確証できない」としているという。

 訴状では、サービス停止に当たっては通常30日前に通知があるところ、今回は30時間より短かったと指摘。そのうえで、サービス停止は明らかに「ツイッターの利益のため、マイクロブログサービスの競争を減らすものだ」と断じた。

 パーラーを巡ってはトランプ米大統領のツイッターアカウントが永久凍結された影響で、同氏の支持者らが代わりのコミュニケーション手段として急速に利用し始めていた。1月13日現在、パーラーのアプリは米Google(グーグル)の「Google Play」や米Apple(アップル)の「App Store」には存在していない。2020年11月11日付のニューヨーク・タイムズは同年11月の米大統領選以降、ツイッターから100万人単位でパーラーのようなSNSに保守系の人々が移行しつつあると報じていた。