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 中国ZTEは2021年1月4日、5G端末の省電力化に関する検証結果を発表した(ZTEのニュースリリース)。China Unicom(中国聯合通信)の協力を得て、商用5Gネットワーク環境にて実施した。2時間での電力消費量を少なくとも7%低減し、同時に端末の電池寿命も20%向上したとしている。

出所:ZTEのTwitter
出所:ZTEのTwitter
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 今回の検証では、CDRX(Connected Discontinuous Reception)注1)、BWP(Bandwidth Part)注2)、上りリンク時の高度なスケジューリングやビームスイッチングといった技術が採用されている。

注1)DRXは端末がアイドル状態の際に間欠的な信号受信に切り替え、端末のネットワーク監視・検出時間を減らすことにより、消費電力を抑える技術
注2)BWPは小さい帯域幅しかサポートしない端末でも5G NRで通信を行えるようサポートする一方、通信がないときには、接続帯域幅を小さくするなどの処理を行い、消費電力を低減する技術

 こうした手法を用いて、サービス提供時、およびアイドル状態、それぞれ2時間の検証を行った。その結果、端末の消費電力が7~20%削減した。同社では、これらをユーザー体験やネットワーク性能に影響を与えることなく実現し、端末の電池寿命改善を可能にしたとしている。

 ZTEはこのほか、業界初とするAI搭載の省電力ソリューション「PowerPilot」も発表している。こちらはマルチモードネットワークにおいて、5G時の温暖化ガス排出量を削減し、エネルギーを最大20%節約できるとしている。

 同社は今後も、これらのソリューションを通して、エネルギー効率向上と気候変動対策への取り組みを強化し、事業者と協力して、地球にやさしいグリーン5Gネットワーク構築を進めていく。