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責任はメーカーだけではない

 例えば、ゼロエミッション車による通行料金の優遇、エネルギー使用量に基づく課税、CO2排出量の適切な価格設定システムなどを様々な国や地域で実行することにより、欧州全体でゼロエミッション車の導入を後押しすることが必要だという。現在のゼロエミッション車は電動車が多いが、今後は水素燃料電池車も登場する。最も重要なのは、大型車用の充電および燃料供給インフラが、大型商用車の稼働範囲全体で密に整備されることだ。

EVだけでなく水素燃料電池車や代替燃料車の普及も必要
EVだけでなく水素燃料電池車や代替燃料車の普及も必要
(写真:ACEA)
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 ゼロエミッション車の設計、生産、導入を妨げたり、遅らせたりする可能性のある現行の規制は、速やかに除く必要がある。また、電気や水素、低炭素燃料などすべてのエネルギー源は、生産時まで遡って脱炭素化しなければならない。そのため、より広い視野でバリューチェーン全体の脱炭素化に対応する必要があるという。

 車両による貨物輸送の脱炭素化を推進するには、前例のない大規模な投資が必要になる。ACEAは、重要な三つの要素は相互依存的であり、同時に実行に移されなければならないとした。