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 NTTと都市開発などを手掛けるNTTアーバンソリューションズ(東京・千代田)は2021年2月2日、街づくり分野において、現実空間の環境を仮想空間に再現する「デジタルツイン」の実証実験を20年度に開始すると発表した。オフィスビルの屋内空間などをサイバー空間上に再現。人の動きなどリアルタイムデータを活用し、オフィス管理の最適化などを目指す()。

図 センサーが席を立ったことを検知し、エレベーターと連携して移動を効率化する(出所:NTT)
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図 センサーが席を立ったことを検知し、エレベーターと連携して移動を効率化する(出所:NTT)

 NTTグループが開発するデジタルツインは、デジタル上に再現した3D空間情報にさまざまなセンシングデータを組み合わせる点が特徴だ。例えばオフィス内に設置したセンサーが人の流れを検知し、席を立った瞬間にエレベーターが到着するような仕組みづくりを目指す。NTTグループが手がける「ウィズ原宿」(東京・渋谷)などの複合商業施設やオフィスビルで、20年度から実証実験を開始する。

 実証実験にはNTTが2030年に向けて開発する次世代情報基盤「IOWN」関連技術を用いる。IOWNでは、都市規模でのデジタルツインの開発を進めており、今後段階的に実用化を進める考えだ。

■変更履歴
掲載当初、記事の最後に記した担当者のコメントは、今回の実証実験とは関係のない発言でした。おわびして訂正します。本文は修正済みです。(2021/02/04 19:40)