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フリート向け新サービスなどさまざまな経営改革を推進

 フォードは過去2年間で不採算市場への対応や10億ドルの構造的コスト改善、三つの事業グループ内でターゲットを絞った製品ラインアップの作成、成長するための戦略的提携などを実施し、欧州の事業を変革してきたという。これにより事業全体の収益性が改善され、2020年第4四半期には利益を回復した。今後、電動化に向けて従来の計画の2倍となる220億ドルを投資する予定という。

 乗用車の電動化だけでなく、商用車事業の成長も加速させる。そのためにドイツのVolkswagenとの戦略的提携や、費用対効果の高い車両開発と調達を担うトルコの合弁会社Ford Otomotiv Sanayiといったパートナーとの協力を推進する。商用車事業をさらに成長させるため、新しい製品とサービスを提供する。具体的には、ユーザーの事業を支援するように設計したコネクティッドサービスなど、エコシステムの構築に力を入れる。例えば、最大5台までのフリートを所有する企業向けに、稼働時間と生産性を向上させるサービス「FordPass Pro」を提供したり、より多くのフリートを所有する顧客向けには、フランスのフリート管理企業、ALD Automotiveが開発した特注サービスなどを提供する。

 また、様々なデータを活用するため、米Googleと協力して新しいグループ「Team Upshift」を設立した。フォードの社内機能と組み合わせた協力関係は、商用車だけでなく乗用車ユーザー向けの所有経験やサービス向上の基盤となるという。