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 ルネサス エレクトロニクスは、小惑星「リュウグウ」のサンプルを採取した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」に、同社の耐放射線ICが搭載されていることを発表した(ニュースリリース)。また、ルネサスは、同社の耐放射線ICが、火星の音を初めて録ったNASA(米国航空宇宙局)の火星探査機「Mars 2020 Perseverance」に搭載されたことも発表している(ニュースリリース)。

はやぶさ2のタッチダウンのイメージ
はやぶさ2のタッチダウンのイメージ
(出所:池下章裕)
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 ルネサスのインターシルブランドの耐放射線ICには、電圧レギュレーター/リファレンス、PWMコントローラー、MOSFETドライバー、クワッドコンパレーター、8チャネル/16チャネルマルチプレクサー、RS-422レシーバー/ドライバーなどがある。はやぶさ2にはこうした耐放射線ICのうち10品種程度が搭載されているという。また、Mars 2020 Perseveranceには、20以上の耐放射線ICが搭載されているとのことである。これらのICは、電源管理や配電、慣性計測ユニット、精密データの取り扱いや処理、飛行の開始やナビゲーション、降下、着陸制御などのサブシステムに使われている。

 なお、JAXAのはやぶさ2は、2014年12月3日に種子島宇宙センターからH-IIAロケットにより打ち上げられ、18年6月27日に小惑星リュウグウに到着した。再突入カプセルに小惑星のサンプルを採取して、同カプセルは20年12月6日に地球に帰還した。また、NASAのMars 2020 Perseveranceは20年7月30日に打ち上げられた。21年2月18日に火星に着陸し、早速、動画や音声を地球に送ってきた。Mars 2020 Perseveranceでは、火星探査車と火星ヘリコプターを使っての探査が行われる。

Mars 2020 Perseveranceの火星探査車のイメージ
Mars 2020 Perseveranceの火星探査車のイメージ
(出所:NASA)
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