PR

 中国Huawei Technologies(ファーウェイ)は2021年2月22日、新しいビジネス向け5Gソリューション「5GtoB solution」を発表した。同23~25日に中国・上海で開催のリアルイベント「MWC Shanghai 2021」における同社主催フォーラム「5G Brings New Value」では、同社の業務執行取締役兼キャリアビジネスグループ代表Ryan Ding氏が基調講演を務めた。

関連プレスリリース1: Huawei Releases 5GtoB Solution
出所:Huawei
出所:Huawei
[画像のクリックで拡大表示]

 5G業界は予想以上に急速に発展しており、2020年末までに5G端末は前年の8倍の380種を超え、モバイル5Gユーザーも2億2000万人に達し、家庭用無線ブロードバンド接続も105万件と、それぞれ前年比17倍、21倍増となった。5Gスマートフォンも安価に入手できるようになり、今後1~2年間で4Gと同等の市場規模になると思われる。

 5Gを早期に導入した中国や韓国では、5Gユーザーが他の国に比べ急速に拡大したため、事業者収益も増加。フィンランドの事業者DNAやサウジアラビアの事業者Zainも5G展開で著しい業績を達成している。

 今回正式に発表する5GtoB solutionは、こうした事業者や業界パートナーと協力して、販売から運用、サービスまでを網羅するワンストップの環境を提供。企業顧客向けの商取引の流れを簡素化し、事業者のネットワーク機能収益化、パートナー企業の開発効率化などを促進し、新しい価値創造を支援する。

 5GtoB solutionには、5GtoB Network、5GtoB NaaS、5GtoB App Engine、5GtoB Marketplaceの4つが含まれる。5GtoB Networkは、5GtoB solutionのインフラ部分で、ネットワークの構築、保守、最適化など、シナリオに沿った5GtoB サービス機能を、Huawei継続的に強化していく。

 5GtoB NaaSは、リリース前のネットワーク機能の製品への適用を支援。企業ユーザーやアプリケーション開発者が様々な5Gネットワーク機能を利用したり、企業ユーザーが構内ネットワークを自分で管理したりできる環境を提供する。

 5GtoB App Engineは、アプリケーション開発者とシステムインテグレータに、事業者の5Gネットワーク機能にアクセスできる開発環境を提供する。これにより、5GtoBアプリケーション開発がより効率化され、アプリケーション統合も容易になる。また、5Gネットワーク機能と5GtoBアプリケーション間の橋渡しをすることでも行い、サービスの迅速な開発と運用開始を支援する。

 5GtoB Marketplaceはクラウド上の一体型デジタルスーパーマーケットで、企業ユーザー向けにさまざまな産業向け5Gソリューションを販売する場を提供する。

 この5GtoB solutionは、既に鉄鋼業界で適用されており、鋼片の自動回転、ARを使った遠隔組み立て、鉄鋼表面品質検査などの5G技術の標準化、迅速な再現などに取り組んでいる。