PR

 みずほ銀行は2021年2月28日午後、ATMやインターネットバンキングの「みずほダイレクト」において、一部の取引ができない状態になっていると明らかにした。復旧の見通しも含めて「詳細を確認中」(広報)としている。みずほ銀行の顧客からは今回のシステム障害に対し悲鳴が上がっている。

 「ATMに通帳が取り込まれたまま出てこない。自宅にも帰れず、どうしたらいいのか」。みずほ銀行荏原支店武蔵小山駅前出張所で、50代の男性会社員は途方に暮れていた。2月28日午後0時ごろに通帳記帳のために同出張所を訪れたが、立ち往生を余儀なくされている。

みずほ銀行のATMコーナーで立ち往生する顧客
みずほ銀行のATMコーナーで立ち往生する顧客
(撮影:日経クロステック)
[画像のクリックで拡大表示]

 「キャッシュカードがATMに吸い込まれた。電話をしてもつながらない。カードが戻ってこないので、ATMから離れられない」。みずほ銀行神谷町支店では、50代の男性がこうため息をもらす。自営業で会社のメインバンクはみずほ銀行。「メインバンクを変えようかな」。男性はこうつぶやいた。

 東京都江東区のみずほ銀行のATMコーナーでは、近隣に住む50代の男性がATMから通帳を取り出せなくなった。男性は「出金しようと通帳を入れたら、エラー画面になり取り出せなくなった。コールセンターに電話したら、システム障害が発生しており、1件1件対応しているため、いったんその場にとどまるように指示があった」と話した。